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 ■京北コース(細野(起点)〜細野(終点)=35.4km, K1〜K19=5.5km, D1〜D4=1.6km)
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 細野から常照皇寺へ〔標識1〜34〕
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左=轟谷の分岐(滝又の滝は右へ)  右=十界因果居士の伝説が残る岩穴
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 京北細野町の三叉路には、旧街道に面して旧細野小学校があり、標識「京北No.1」が設置されています。栗尾バイパスの開通により、細野口バス停を出発する方が標識「No.2」へスムーズに進めます。山田谷川から、右に分岐する轟谷へ進路をとります。
 流れを渡りながら、杉林から広葉樹林になると、左岸上部に十界因果居士が隠れ住んだと伝わる岩穴があります。「安土宗論」で知られる僧で、織田信長の甥といわれています。
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左=滝又の滝  右=九頭神社(余野)
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 ナメ床がつづくと右岸に岩場が現われ、その先に滝又の滝が懸かっています。落差は20m弱ですが、名所だけあって訪ねてくる人も多いようです。
 岩場の手前まで戻り、大きく右岸を高巻いて落口の上流へ出ます。緩やかな谷と杉林に変わり、絞り丸太の加工の様子を見ながら小さな峠を越えて道は余野へつづきます。小さな盆地が見えたら集落も近く、まもなく九頭神社の前に出ます。神社にはスギの大きな切り株があり、見事な彫刻と千鳥破風をもつ社殿は立派な覆い屋で守られています。安永7(1778)年の建立といわれ、京都市の登録文化財です。
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左=茶呑峠の標石(「右 山国ゆげ ミち」)  右=石造菩薩像(茶呑峠)
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 余野の集落に入ったところで左折し、上流の伏見坂で大森西町へ越えます。この辺りは、手入れのされた植林地が広がっています。
 大森からは、清滝川上流の西ノ谷を経て茶呑峠へ登ります。峠には大きな地蔵石仏があり、石積みの祠があります。左は下町・周山(カモチ谷・稲荷谷川)への道ですが、トレイルコースは右です。
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左=竜ヶ坂の二石仏  右=パラグライダー離陸場からの展望
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 ここから、北西へほぼ等高線に沿った道になり、鳴ノ堂跡の石垣を見て竜ヶ坂の峠に達します。典型的な峠道で、このように山腹をトラバースする道を「ユリ」といいます。北山には「二ノ瀬ユリ」など、固有名詞になったものが点在します。峠の手前からは、地蔵山・竜ヶ岳・愛宕山の山塊を見渡すこともできます。

 竜ヶ坂から東へ稜線伝いに登れば、北側にパラグライダーの離陸場があります。このコースいちばんの展望台なので、ぜひ立ち寄りたいものです(竜ヶ坂から往復約25分)。さらに東へ、城丹国境尾根にある天童山へのコースもあります(竜ヶ坂から往復約1時間50分)。茶呑峠へつづく尾根の分岐ピークは、尾根ルートと北面にトラバースルートがあります。その先は、飯森山から桟敷ヶ岳につながり、鴨川水系と桂川水系の分水嶺にあたります。

 立派な石室に安置された大日如来と地蔵菩薩に手を合わせたら、中江に向け下山します。杉林には台杉も多くあり、マンガンを採掘した跡も目につきます。やがて、賀茂別雷大神を祀る賀茂神社の鳥居が現われ、丹波式の家屋が見えてくると中江です。上桂川の対岸には、「山国富士」と称される姑棄野山(高貴山)が姿を現わします。
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左=山国神社  右=常照皇寺
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 上桂川に沿って左岸を上流へ向かい、中江城跡のある尾根の末端で亀ノ甲橋を渡ります。右岸には近畿自然歩道が通っており、下流の鳥居方面へ歩くと山国神社へ行くこともできます。この神社は、明治維新の官軍「山国隊」が出陣の誓いをなしたところで、長らく「時代祭」の先頭を務めていました。毎年10月に開かれる「山国祭」で、その様子を見ることができます。
 国道477号と出合うところに六ヶ井堰があります。流域に点在する集落(比賀江・中江・塔・辻・鳥居・下)へ灌漑用水を引くための取水堰堤で、川幅いっぱいに設けられた堰から用水へ勢いよく水が流れ込んでいます。
 野上橋・熊野神社を経て、中ノ町にある晨渡橋の手前から川辺の道(右岸)になります。「光厳古道」と表記された道ですが、岩の上や杉林の中など、少々状態が悪いので注意しましょう。
 山陵橋が見えてくると常照皇寺(大雄名山万寿常照皇寺)の参道に出ます。貞治元(1362)年に光厳天皇によって開かれた古刹です。桜並木の道を、爪先上がりに北へ向かうと山門が見えてきます。勅額門をくぐると正面が勅使門。入山は左手の庫裏へ石段を上がります。方丈と怡雲庵に面した庭には、一重と八重の花が一枝に咲く「御車返しの桜」と、御所から株分けされた「左近の桜」、そして「九重桜」(国の天然記念物)があって、どれも名桜として知られています。
 また、木造阿弥陀如来および両脇侍像(重要文化財)のほか、大原三千院の三尊仏に似た「大和坐り」の観音像など、多くの仏像を擁しています。
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jyoshokoujisandospace常照皇寺参道
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《参考時間》
細野No.1〈60分〉滝又ノ滝No.4〈50分〉余野No.9〈20分〉伏見坂No.11〈10分〉大森西町No.13〈60分〉茶呑峠No.15〈40分〉竜ヶ坂No.18〈40分〉中江No.24〈15分〉亀ノ甲橋No.26〈50分〉山陵橋No.34〈10分〉常照皇寺
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→ 西山コース(標識24〜51)
→ 京北コース(標識K1〜K19, 34〜68)
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