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「登山学校・基本コース」
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 第5回[第5コース/テーマ:山の自然を楽しむ]
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積雪の比良山系
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第5回の参加者(班ごとに撮影。右下は静原全景)
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倒木(江文峠〜静原)
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鞍馬寺(竜王岳から)
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 12月17日(日)。集合時間(9時30分)には、戸寺・薬師堂前広場に実習生52名とタッフ11名の計63名が集合。この時期この辺りの朝は、けっこう寒さが厳しく強く身にしみる。10月の台風の影響で、延び延びになった第5コースの追加日程となる実習である。出発前のミーティングで当日の注意事項などの説明後に5班体制で出発した。
 戸寺バス停交差点を過ぎて高野川畔に出ると、視界が広がりそこでまず位置確認。整置し方向を見極めて進む。途中の江文神社では、田畑氏によるいつもの名調子で神社やこの地域の謂れを拝聴する。また、「大原雑魚寝」の場面では胸を熱くしながら古の人々の生活に思いを馳せる。一時的にタイムスリップした心を現世に戻し、江文峠へと歩みを進める。神社横の幻想的な雰囲気を漂わせる森の中を歩きながら、彼の後白河法皇が大原に隠棲する建礼門院徳子との逢瀬に通った道もこの辺りかなと想像しつつ気分はまたまた古の彼方へ……。
 前回の第6コースに引きつづき、今回も「地図の見方、読み方」の実習で、班の先頭を交代で2〜3人ずつ一定時間歩いてコースリーダーを努めてもらう。コース上の要所要所での位置確認や、分岐点での進行方向を決めた判断理由などが内容である。地図とコンパスの使い方の習熟度が試される場面だ。
 江文峠を経て静原神社で昼食となり、そのあと班別に写真撮影ののち午後のコースに入る。午前に引きつづき実習生による道案内を行いながら、地図とコンパスの訓練となる。ほどなく薬王坂の取付に差しかかるが、いきなり歩きにくいコンクリート舗装の上り坂で、それもほどなく土の見える通常の登山道になる。本日やっと「山登り!」というような急登である。薬王坂の峠では、名前の由来となる最澄の修行時代の歴史話を聞く。
 しばしトレイルコースから外れて竜王岳山頂へと向かう。ピークへ向かう道すがら、体感温度は朝よりも寒くなってきたように感じつつ、両横に残雪を見ながらも木立の隙間から薄日が射して冷たい空気が心地よく感じられる。しかし、上がってくる息とともに額にはだんだん汗がにじみ出てくる。頂上に到達し絶景ポイントに立つと、「天空に浮かび上がる鞍馬寺」が額縁の絵画のごとく望み見ることができた。一瞬、現世を忘れさせてくれる気分に浸ることができて、額に汗して登ってきた疲れも吹き飛んでしまった。
 その気分もさめやらぬまま、足元に注意して鞍馬へ向け下山。今年は台風の激しい爪痕が随所で見られ、ここへ来るまでも大量の倒木と対処跡を見てきたが、最後の下山路で生々しい大量の落石痕が随所にあった。今までは安全な登山道と思っていたところが大きな危険性を秘めていることに、認識を改めざるを得なかった。
 下山後、鞍馬川手前の八幡神社横の広場で全員の無事を確認し、15時30分に解散した。(K.K)
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