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「登山学校・基本コース」
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 第3回[第3コース/テーマ:山の天気]
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ストックの基本的な使い方を練習する(石鳥居で)
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左=瓜生山ヘの登り道  右=増水した音羽川を渡る
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参加者の皆さん(各班ごとに撮影)
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ケーブル比叡駅前からの眺望(左手前は糺ノ森・京都御所。桂坂の丘陵の向こうに小塩山・大暑山の稜線と北摂の山々。遠く六甲山が見える)
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 銀閣寺門前北にある八神社に集合。台風の心配もどこへやらで、暑い日差しの中を9時10分に出発する。北白川と疏水が交差するところで水が混ざらない構築をされている(疏水側がサイフォン式)説明を受け、「京都の七不思議?」と、みんなが首をかしげるのを横目に前進を促す。
 日本バプテスト病院横を過ぎ山道に入るが、大山祇(おおやまつみ)神社へのルートをとり本殿へ。ここは昔よりお酒の神様とされており、伏見の酒造りとも何らかの関係があるようで、嵐山(松尾)の桂川を挟んだ向井川にある梅ノ宮神社もここの分社になるらしい。
 今は両社ともマイナーで、松尾神社のほうが有名になる皮肉さはどうだろうとおもいつつ歩を進める。ほどなく、灯篭の台座や人工物の残骸を目にしながら足元の砂も気になる。石切場で切り出された各種の石材や、珍重された白川砂の優雅さを想像しながら感慨に耽る。
 そうこうしているうちに白幽子巌居跡に到着し、小休止をとり水分補給する。白幽子は、江戸中期にこの岩窟で仙人的な生活をしながら世を救い、とくに医道に精通していたといわれ、多くの病人を救ったと記録されている。また、500年に一度しか現れないような師といわれた白隠禅師も、教えを請うたために訪れたそうな。仏教で言う三毒、貪瞋痴(細分化すると百八つの煩悩)をなくし無心の境地の教えを布教していた師も限界を感じたのかも?
 ここからもきつい勾配が続き、額の汗も半端ではない! 狸谷不動尊の三十六童子最後のお地蔵さんを過ぎ瓜生山頂(301m)に到着。小休止の後、順次班ごとに出発。尾根道の楽な登山道を行きながら、時折そよぐ風に気も体も少し和らいだころ石鳥居に到着、昼食とする。
 昼食後、竹内顧問よりストックの使い方を全員で実習するも、なんとなくぎこちない動作の生徒諸君! あれ? 誰か右足と右手のストックが一緒に動いてますヨ!
 さて実践! 音羽川上流の三つの沢越えである。最初の急斜面の下り道の先には、最初の渡渉をと思いきやけっこうな水量で丸太の4本橋を怖々ストックを使いなんと全員無事通過。落水者なしで良かった(残念)。
 水飲対陣跡碑に到着後、20mほど先の展望のきく場所で京都北部の街並みを望みファイトが湧く。
 もうひと頑張り! 浄刹結界跡碑でも修行僧の規律や今でいう外出禁止の境界線のようなものと説明を受ける。神聖な場所と外界の境目・区切り的な境界線だと話し、お茶の世界でも結界設定し心で茶を味わうとされている。
 汗をかいた肌に心地良い林間のそよ風を受け、ケーブル比叡駅へ向かう平坦路に上がりきると一挙に展望が開けた。空気が澄んで、すぐそこに(と思えるくらい近くに)大阪のビル群が見えたかと思うや、遠くにはそれこそ手に取るように西には生駒山・六甲山、南は大峰山まで一望でき、きょう一日の疲れも吹っ飛んでしまい少し瞼がウルッとしたような……。頑張ったみんなへのご褒美だった。(K.K)


《時間記録》 7月26日 八神社(9:10)〜瓜生山(10:45)〜石鳥居(昼食とストック講習=11:50〜13:30)〜ケーブル比叡駅(15:15、解散=15:40)
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