ヘッダー2
eventcourseoutlinehomeenglishquestionsite_map
space
 
「登山学校・基本コース」
space
 第9回[第9コース/テーマ:山の花、その他]
150322_2space150322_3
左=嵐山中之島公園を出発  右=竹林を登る
space
150322_6
春霞の嵯峨嵐山を見下ろす(松尾山)
space
150322_5space150322_4
左=古墳の説明をきく  右=苔寺谷への下り
space
150322_1
標識No.51での集合写真
space
space
 季節が急に進みポカポカ陽気となった週末、この22日(日)も朝から晴れて、登山学校3期目の最終日を飾るのに相応しい天気となった。
 参加受講者37名、スタッフ9名が3班に分かれて嵐山中之島公園を出発(9:25)。阪急嵐山駅前でコンパスを使って進行方向を確かめる。民家の間から山間に入るポイント[No.26]は、見落とすと山歩きではなくなってしまうので注意したい。ここからは、トレイル標柱毎に先頭を交替して進むことにした。パーティの中で二番目以降に歩く者がルートを完全に人任せにしてしまい(悪い言葉だが)、金魚の糞化してしまうのは残念ながらよくあることだ。この登山学校卒業生にはそうはなって欲しくない。
 足元の地形を観察し、向かいの尾根との位置関係などを確認しながら登って行く。道標は分岐点に立っていることが多く、先頭に立った各々は枝道もしっかりと見極めていた。[No.32]は十字路になっている(10:25)。[No.33]から[No.37]を経由して周回して来る起点だ。同じ所に戻って来ると意識していてもらいたいし、戻って来てから次に進む方向も押さえておきたいポイントだ。[No.35]では全員で松尾山の三角点を視る(11:00)。十字路に戻り、念のためコンパスで方向を判断して進んだ。
 今回のこのコースの目玉は、田畑スタッフによる松尾山古墳群の解説だった。各班毎に3回、丁寧でありながら聞く者の興味を引き付ける軽快な話術は、その終わりに自然に拍手喝采を生んだ。[No.40]から[No.42]にかけて尾根上に点在する岩の集まりが、実は横から奥へ奥へと埋葬(追葬)してゆく墳墓だったということを初めて知ったのは、私だけではなかったはずだ。また、この地に墓を築き上げる当時(6世紀)の秦氏の大きな力も、麓の地名の由来と相まって、なるほどと何度も頷いたのだった。
 さらに、[No.43]では図根点の説明を竹内顧問から聞いた(12:00)。より詳しく地形を測量するために、等級のある三角点よりもさらに細かく設置された点ではあるものの、普通は標石として残さない。ここに残されているのは珍しく、測量上それだけ重要な場所なのだろう。
 トレイル全コース最後の山中は、左に京都市街、右に唐櫃越の尾根を眺めながらの快適な下りで、回を重ねてきた参加者の足取りにも自信めいたものが感じられた。終着点[No.51]に着いて(12:55)、笑顔の全員写真。
 街歩きは、苔寺・鈴虫寺・月読神社を経て松尾大社に達する。桂川河川敷は暖かさに誘われて野外遊びに興じる人々で賑わい、桜の蕾の先が少しだけピンクに綻んでいた。
 14時半からは反省会(レストラン嵐山)が開かれた。皆勤・精勤出席者を称え、退くスタッフを労った。受講者は、トレイルコースを全踏破された方、来期へと楽しみを残された方、次のステップをめざされる方と様々である。一人一言の挨拶では、それぞれの山への想い、学校への感想を語っていただいた。その話を聞けば聞くほど、学校こそが進化して行かねばならないと痛感した次第である。(T.Y)
space
space
space
《時間記録》3月22日
嵐山中之島公園(9:25)〜標識No.32(10:25)〜松尾山(11:00)〜図根点ピーク(12:00)〜
標識No.51(12:55)〜嵐山中之島公園(14:15)
space
space
→ 「登山学校・基本コース」
→ Home

© Kyoto Alpine League 2011